結婚式をするなら、できるだけたくさんのゲストに「良い結婚式だった」と思われたいですよね。
でも意外と良い結婚式にするのって難しいんです。
完璧に準備したけどゲストにとってはイマイチだった、新郎新婦は問題ないけど結婚式場スタッフの対応が悪くて全体的に悪いイメージになってしまう…など。
2人では防ぎようのないことについては、当日その瞬間にならないとわかりません。残念ながらこれは仕方のないことだと思います。
ただ、悪いイメージになりそうな問題点は事前に解消することも可能です!
「良い結婚式だった」と思うポイントは?
●とにかく幸せな笑顔が見られること
●ゲスト一人ひとりへの心遣いが感じられること
●ふたりの人となりが伝わること
●親や家族への感謝が感じられること
出典:ゼクシィ
新郎新婦が楽しそうにしている姿やおもてなしの気持ちが感じられると、良い結婚式になるようです。
実際に何をしたらいいのかまだわからないと思うので、もう少し掘り下げてみましょう。
新郎新婦の幸せな笑顔が見られること
これは当然のことですね。主役の2人が疲れ切っているとかケンカして雰囲気最悪だと、ゲストも楽しくありません。
結婚式の準備はとても大変で、ケンカが絶えない…ということも。直前まで大忙しで寝不足で顔が疲れ切ってるということもあり得ます。
せめて結婚式の1週間前には仲直りして、寝不足にならないように準備を進めていきましょう。
ゲスト一人ひとりへの心遣いが感じられること
これはいろいろとできることがあると思いますが、1番重要視してほしいのは「料理」です。
料理が美味しくないとゲストのテンションはがた落ちです。特に最近はインスタ映えという言葉もあり、SNSにアップされる可能性もあるので見た目も大切です。
「料理なんてどこも美味しいに決まってるでしょ。」と思うかもしれませんが、ブライダルフェアを何件か回るとこれは美味しい!こっちは微妙だなぁと自分たちの舌に合う/合わない料理がわかるようになります。
スイーツの試食付きなどもありますが、料理がいただけるブライダルフェアに参加して味のチェックをしてみてください!
その他だと、
- 1人ひとりの席札に手書きメッセージがある
- 結婚式場のアクセスがいい
- 開始時間帯が早くもなく遅くもない
- 新郎新婦と話す時間や写真を撮る時間が多い
などが挙げられます。
新郎新婦との時間も、結婚式や2次会ってイベントが多くて意外と少ないんです。全然写真が撮れなかった…ということもあるので、フォトラウンドなど気軽に話せる機会があるのも喜ばれるポイントです。
ふたりの人となりが伝わること
例えばですが、お互いの趣味が組み合わさったウェディングケーキだと個性を感じられるのでゲストの記憶にも残りやすいです。
ただ、個性的なケーキを作るとなると費用も高くなります。私たちはこだわりがなかったのですが、何かポイントになるものがほしくてプランナーさんにマジパンを紹介されました。
マジパンも驚愕するくらい高かったので諦めましたが、出会った場所がわかるようなクッキーを作っていただいてそこに私たちの名前を書いてもらいました。(クッキーは数百円でした。)
他で人となりがわかると言えば、ムービー系があります。特にプロフィールムービーは生まれた時からの映像を使うので、幼少期はこんな感じだったのねということがゲストにも伝わります。
私たちは笑いをとりたくて、みんなが笑ってくれそうな写真をかき集めてムービーにしました。
ゲストと一緒に写っている写真も盛り上がる&嬉しいと感じるポイントです。
親や家族への感謝が感じられること
1番わかりやすいのが花嫁から両親への手紙です。私的には1番感動するシーンだなと思います。
結婚式をする前は、私の手紙なんて誰も興味ないだろうと思って読みたくなかったのですが、義母に「花嫁が読まないなんてありえない」と言われて嫌々読みました。
そこで交換条件ではないですが、結婚式でどうしてもやりたかったのが新郎が手紙を読むこと。新郎が読むパターンってあまりないと思いますが、義母も泣いていて読んでもらってよかったな~と思いました。
新婦が主役と言われがちですが、2人の結婚式です。新郎側も感謝を伝えるシーンがあってもいいのではないでしょうか。
他には、お互いの祖母へプレゼントを渡しました。
敬老の日がある9月ということ、どちらも祖母1人しかいないことで決行しました。おばあちゃんに何かプレゼントするということはほとんどしてこなかったので、自分でもうるっときてしまいました。
結婚式のマイナスポイント
良い結婚式のポイントがわかったので、次はマイナスになるポイントも見ていきましょう。
アクセスが悪い
都内の結婚式場は駅が近いので問題ないかと思いますが、地方に行くと駅からかなり離れていることも多いですよね。
そういった場所であればシャトルバスがあると思いますが、全員が乗れるとは限りません。
例えばバスの時間に間に合わなかった、定員オーバーで乗れなかったなど。そうなると、自腹でタクシーに乗るorバスに乗るしかありません。
ご祝儀を包んでいる+女性ならヘアセットで支払い額が高額になります。お祝い事ではありますが、できれば余計な出費をしたくないと思うのがゲストの心情です。
さらに新幹線や飛行機の距離ならお車代を出すでしょうが、鈍行で行ける距離だと出さないのがほとんどですよね。鈍行で行けるけど片道2,000円かかってしまうということもあり得ます。
交通面でゲストの負担が全くないというのはできませんが、招待状で住所を確認して交通費がかかりそうな場合は、ギフト券で1,000円程度を渡すなど対策を考えましょう。
お車代やお礼の額が少なすぎる
私は都内、友人は地元(新幹線で2時間程度)で結婚式を行った際のことです。私が先に結婚式を挙げて、往復の新幹線代&1泊分の宿泊先を手配しました。
ですが、友人は新幹線片道分しかお車代を包んでくれませんでした(´;ω;`)おそらく他の新幹線の距離のゲストと統一したんだと思いますが、先に挙げた私に合わせてくれてもいいんじゃないかな~と思ってしまいました。
貰う側なので何も言えませんでしたし地元なので宿泊費は不要ですが、せめて交通費分はほしいところ。
友人間で交通費代は出さないなどのルールを決めてない場合は、せめて自分がいただいた分はお返しするようにしましょう。
お礼の額を表にしてみました。スピーチや受付は友人なので、現金ではなくギフト券や物でもアリです。
誰に | いくらくらい |
遠方のゲスト | 半額~全額 |
主賓・乾杯の挨拶 | 10,000円 |
スピーチしてくれた友人 | 3,000~5,000円 |
受付 | 3,000~5,000円 |
引出物を節約している
夫側の友人で引出物も引菓子も明らかに安いでしょ、と思うものが入っていたことがあります。その分、ドレスや装花が豪華なものだとご祝儀泥棒と思われることも。
カタログギフトだと手数料で600円くらい取られるしもったいないな~と思うかもしれませんが、ご祝儀代分お返しするくらいの心意気で用意をしましょう。
まだ結婚式場成約前でしたら、「引出物・引菓子・縁起物は持ち込みできないと成約しません」と言ってみてください。
私の式場は上記3点の持ち込みはNGでしたが言ってみたところ、引菓子のみ持ち込みすることができました。
ちなみに3点でかかる金額はこんな感じです。
引出物 | 3,000~5,000円 |
引菓子 | 1,000円 |
縁起物 | 800~1,000円 |
縁起物はだいたい1,000円ですが、800円程度でも十分な商品があります。少し安めにすれば全体的に費用も抑えられますよ。
さいごに
今回は「良い結婚式」についてまとめました。結婚式はかなりお金がかかりますので出費を抑えたいですが、それがゲストにばれてしまえば元も子もありません。
新郎新婦が楽しく過ごせるための余裕のある準備、ゲストへの感謝の気持ちを忘れず料理などでおもてなしをするようにしましょう。