結婚式は感動的で幸せなもの。そんなイメージがありますよね。新郎新婦はもちろん、ゲストも幸せな気持ちになれると良い結婚式として記憶に残りますよ。
ですが中には「つまらないから帰りたい」「残念な式だったな~」と思われてしまう結婚式もあるんです。今回は、ゲストが体験したつまらない結婚式をまとめてみました。
残念な結婚式7選|つまらない結婚式って?
残念その1.食事が美味しくない
ゲストの印象に1番残るのが料理ではないでしょうか?見た目が貧相だったり、どの料理も美味しくないと全体的にマイナスになります。「せっかくご祝儀○万円も出したのに、こんなしょぼい料理なんて…」と思われたくないですよね。
料理については必ずブライダルフェアでチェックしましょう。実際に、コースで使われるメニューをいただくことがベストです。盛り付けのセンスや味をしっかり確かめておいてくださいね。
料理のランクで迷ったら
料理のランクで迷った場合は、真ん中のランクを選ぶといいでしょう。高いものだと予算オーバーになる可能性もありますし、低いと見た目が微妙なんてことも。
また、年配の方や職場の上司が多い場合は、ビュッフェスタイルのデザートも控えたほうが無難です。移動が困難だったり、取りに行かせるのも申し訳ないですよね。逆に、若者が多い場合は喜ばれることが多いので、ゲスト層に合わせて決定していきましょう!
残念その2.GWやクリスマス期間に式を行う
3連休をはじめ、ゴールデンウィークや年末年始、お盆期間などに結婚式を行うことは控えるようにしてください。ゴールデンウィークは費用が安くなることもありますが、人気がないため安くプランが組まれています。安いプランには理由があるわけです。
長期休暇は旅行に行きたい/すでに予定しているゲストもいるので、可能であれば別日で検討してくださいね。
披露宴開始時間も要検討!
日取りもそうですが時間も重要です!遠方から直接当日来てもらう場合、午前中の式は間に合わないこともあります。挙式は参加しない人がいても問題ありませんが、披露宴の開始時間に余裕をもってつけるように時間帯を考えてくださいね。
お昼のタイミングで食事をとってもらうことがベストですが、土曜なら夕方〜夜でもいいかもしれません。
残念その3.酒癖が悪いゲストがいる
酒癖が悪い人はなるべく招待しないこと。普段は良い人と思っていても、お酒を飲むと周りに不快な思いをさせる人がいますよね。
下着姿で披露宴会場を歩き回られたり、新郎にお酒を飲ませすぎて次に進めない…なんてことも。写真にも残りますし、招待する側としても楽しくありません。
どうしても参加したい!お酒を飲まないから!と言われても断るようにしてください。お祝いの席で浮かれてしまうと、飲まないと決めていても雰囲気に流されて飲んでしまうものです。
残念その4.内輪だけで盛り上がる余興
上にも繋がることですが、余興を友人にお願いすると一部のゲストしか笑えないような演出をされることがあります。
服を脱ぎだす・下品な言動・新郎新婦の過去の恋愛話を持ち出すなどなど。友人なら爆笑できるネタかもしれませんが、全く関係ないゲストにとっては不快な時間を過ごすだけになってしまいます。
余興を友人にお願いするときは、場をわきまえて行動できる人にお願いしましょう。
どんな余興がいいのかわからない…
ありきたりですが、ビデオレターはゲストとしても微笑ましく見れるのでいいと思います。ただ、長すぎると飽きてくるのでなるべく短め(2~3分)がおすすめ。
とは言え、余興は友人お任せになってしまうので内容は当日までわからないものです。信頼できる友人にお願いする以外だと、業者に依頼する・余興なしもアリですよ。
残念その5.引出物が安上がり
引出物の相場は以下の通りです。引菓子は1,000円程度でも問題ありません。式場から案内される品物も1,000円が基準になっていると思います。
友人 | 上司 | 親族 | |
引出物 | 3,000~4,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~6,000円 |
引菓子 | 1,500~2,000円 | ||
縁起物 | 1,000円 |
この中でも引出物を安くしてしまうと見た目や中身でわかってしまいます。特にカタログギフトはネットで価格検索しやすいですし、掲載されている商品数などにも表れてきますので友人なら3,000円以上になるようにしてくださいね。
価格の問題ではないですが、新郎新婦の名前入りの品は当人たちはウキウキで用意してもゲストは嬉しくありません。手作りの品も物によっては喜ばれるかもしれませんが、注意が必要です。
残念その6.会場の設備やスタッフがイマイチ
駅から式場までの距離が長い・ゲストの更衣室が狭い・動線が悪くドレス姿の新婦に遭遇してしまう・階段が多い・トイレが少なくて長蛇の列・トラブルになった際スタッフが何もしない、などなど。
スタッフの教育ができているかは本番にならないとわかりませんが、設備面でマイナス点が多くならないようにブライダルフェアでチェックしてくださいね。アクセスについては、送迎バスやなければタクシーチケットを渡せば解決できますよ。
残念その7.祝辞やスピーチが長い
校長先生の話が長くてテンションが下がるのと同じで、長々と続く祝辞は困りものですよね。上司や恩師などにお願いする場合は、「手短でお願いします」なんて言えないので仕方ありませんが、
- 祝辞の人数を減らす
- あらかじめ目安の時間を短めに伝えておく
などの対策をしましょう。
基本的に祝辞→乾杯の流れにはなりますが、祝辞+乾杯を同じ人に依頼するという方法もあります。(私の結婚式はそうしました。)
上記だと微妙だなぁという場合は、新郎側が祝辞、新婦側に乾杯をお願いする方法でもいいと思います。短めに終わらせられるように依頼する際は、2人で相談してくださいね。
さいごに
今回はゲスト目線で残念な結婚式をまとめてみましたが、「わかるわかる!」と思った項目もあったのではないでしょうか?
自分たちが楽しいことも大切ですが、ゲストあっての結婚式ですからゲストに「楽しかった!」と思ってもらえるような式になるよう準備を進めてみてくださいね。
結婚式に参列したことがある人は、どういう点がよかったか・どんな点が残念に感じたか思い出してみてください。ゲスト目線に立って、素敵な結婚式をつくっていきましょう!