6月の結婚式はジューンブライドと言われ、幸せになれるという言い伝えがありますよね。
一方で、6月と言えば梅雨の時期。「6月に結婚式を挙げたいけど、雨の季節ってどうなんだろう?」と不安に思うこともあるでしょう。
この記事では、梅雨の季節でも結婚式を楽しむ秘訣や対策方法についてまとめていきます。
6月に結婚式をする割合は?
ジューンブライドだから、6月に結婚式をする人は多いだろうと思ったあなた。実は、最近はそこまで人気がないんです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018調べを見てみると、結婚式を挙げた月は以下の通りになっています。
冬の寒い時期に比べれば多いですが、やはり雨のイメージが強いので6月は避けるカップルも多いようです。しかし、真夏の8月に比べれば、まだ人気のある月とも言えますね。
6月の結婚式のメリットとデメリット
価格が安くなるメリットがある
「梅雨の季節でいいことなんて何もないじゃん」と思うかもしれませんが、メリットもあるんです。
- 気温がちょうどいい
- ハイシーズンに比べ価格が安い
- 新婚旅行にぴったり
梅雨のじとじとした感じはありますが、冬でもないし本格的な夏でもないので、過ごしやすい気温です。羽織ものが必要かどうか悩まなくていい分、ゲストにとっても助かるポイントです。
また、5月や11月のハイシーズンに比べ結婚式をする人が少ないため、価格が低めに設定されているのも大きなポイントです。
さらに、ハネムーンで人気のハワイやヨーロッパはベストシーズンなんです!結婚式の翌日からハネムーンに行きたいと思っているカップルには、嬉しいポイントですよね。
デメリットは雨が降ってしまうこと
やはり、雨の多い梅雨という点です。結婚式をするなら晴れている日がいいという人が多いと思います。実際、私もそう思っていました。
- 外の演出が中止になる
- ゲストは髪型の乱れや服装の汚れが気になる
「外の階段でフラワーシャワーをやりたい」「ガーデンウェディングをしたい」と希望していても、雨で中止になることもあります。
ゲストのアクセスについても心配ですね。駅から遠いと足元が汚れてしまいますし、せっかくきれいにセットした髪型も崩れてしまうことも考えられますよね。
6月の結婚式を楽しむ秘訣・対策方法
それでは、6月の結婚式を素敵に過ごすための方法をお伝えします!
楽しむ秘訣は「雨は降るもの」として考える
晴れるかな?と悩むよりは、雨が降るものとして考えたほうが、安心して過ごせます。
外での演出は、もとから入れなければ問題ありません。それでもどうしてもしたいのであれば、梅雨入り前の6月上旬で検討するようにしてください。
雨が降ってしたいことができなかったと後悔すると思い出も最悪なものに。それであれば、次に書く対策方法で素敵な結婚式にしたほうが、楽しい思い出として残りますよ。
対策方法1.ゲスト目線の環境づくり
ゲスト目線に立った環境づくりは、外してはいけないポイントです。「どんなことに気を付ければいいのかな?」と思ったら、下記を参考にしてみてくださいね。
- 駅から式場まで歩く距離が少ない
- 挙式会場と披露宴会場が1つの建物内にある
- 外での演出は行わない
- アメニティにタオルを用意しておく
- 傘を預かってもらえる旨の説明文を置いておく
- 雨の中お越しいただいたことの御礼を伝える
雨に濡れないことが最重要
雨に濡れる時間が少ないという点が重要です。
駅から遠かったりバスがなかったりだと、必然的に雨に濡れてしまいますよね。また、挙式会場と披露宴会場が別の建物だと、移動の際濡れてしまうことも。
全く濡れないというのは難しいので、なるべくで大丈夫ですよ。
アメニティの準備も万全にしておく
タオルを持ってきていない人にも身体を拭いてもらえるように、タオルを用意しておきましょう。100円ショップのハンドタオルでも問題ありませんし、全員分用意する必要はありません。
ちなみに私の式場は、雨に関係なくお手洗い用にタオルを用意してくれていました。式場でも用意してくれるか確認してみましょう。
その他のアメニティだと、ヘアセット用のスプレーやワックスがあると嬉しいですね。アメニティについては、下記の記事で詳細に書いているので参考にしてみてください。
スピーチでお礼も忘れずに
ウェルカムスピーチでは、「足元の悪い中お越しいただき、ありがとうございます。」と一言伝えましょう。これがあるだけで、ゲスト思いの新郎新婦だなと思えます。
どんなに環境を良くするよりも、この一言のほうがゲスト思いの結婚式を作れるはずです。
対策方法2.雨をモチーフにした装飾にする
あえて雨をモチーフにした装飾にするのもアリです。雨が降って残念ではなく、逆に雨を楽しめる装飾にしましょう!
例えば、以下のような装飾方法があります。
- 全体の色を青や紫系にする
- メッセージを書いた傘を飾ってみる
- 会場装花をアジサイにする
好きなものを飾るのことも、おふたりの結婚式としてあっています。ですが、他の人がやらないテーマで装飾したほうがゲストをあっと驚かせて、記憶にも残りやすいです。
カラードレス当てをする場合は、ドレスだけ青や紫意外にすると盛り上がるのではないでしょうか?
対策方法3.司会者に「雨」がつくことわざを使ってもらう
披露宴の最後は、司会者からの閉宴の挨拶で終了します。ありきたりな文章よりも、「雨」がつくことわざを使ってもらうと、ゲストも聞いていて楽しいです。
「雨降って地固まる」ということわざがありますが、「もめごとなど悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりしてよい」というたとえです。
「ケンカをしても、それが逆に仲をよくする秘訣かもしれません」などに言い換えると面白くなりそうですね。
私たちの結婚式では、その日の記念日など私たちに関わるものを多く取り入れた挨拶をしていただきました。
司会者の方が考えてくれた内容ですが、DVDを何回見てもいいな~と思える箇所です。
まとめ|梅雨の結婚式でも楽しむ秘訣
梅雨だから6月は諦めよう…と思うのはとってももったいないです。対策をしっかり練っておけば、特に問題はないんです!
それに、雨はいつ振るかわからないもの。夏だって秋だって、降るときは降りますよね。実際に、私の結婚式は梅雨の時期でないのに雨が降りました。雨はいつでも降るものとして考えておきましょう。
雨を逆手に取った装飾やスピーチで、ゲストの記憶に残るので結婚式を作ってみてくださいね。