今回はブーケや会場装花などのお花の相場や節約術についてです。お花に全くこだわりがなかった私ですが、結果として披露宴会場の装花はランクアップしました。
結婚式前までは、見た目も可愛くなったしゲストの目の前にくるものだから華やかなものにしてよかった♪なんて悠長に考えていた私たち。
でも結婚式が終わったときに、なんで会場装花ランクアップしちゃったんだ…と夫婦で後悔しました。
そんな私たちの失敗談も交えて、結婚式に必要なお花について書いていこうと思います。
結婚式で使用する装花の種類
まずは、結婚式で必要になってくる装花について確認しましょう。
ブライダルフェアに行くと、下記5つを含んだ見積書をもらうことが多いです。
- メインテーブル(高砂)装花
- ゲストテーブル装花
- ケーキ装花
- ブーケ・ブートニア(ウェディングドレス用)
- 両親贈呈用花束
ケーキ装花というのは、ウェディングケーキの前に飾るお花のことです。

その他には、
- チャペル装花
- フラワーシャワー
- ブーケ・ブートニア(カラードレス用)
- トス用ブーケ
- ケーキナイフ装花
- ヘッドパーツや花冠
- 受付
などなどがあります。チャペル装花についてはランクアップさえしなければ、挙式料の中に含まれていますのであまり考えなくて大丈夫。
ちなみにチャペル装花というのはこんな感じのものです。ない場合もあるかもしれません。

結婚式に必要な装花はたくさんあることがわかりました。
結婚式装花の相場について
会場装花の平均は178,000円です。(出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ)
会場装花なので、メインテーブルとゲストテーブル、ケーキ装花のことを指しているはずです。3つだけで20万近くかかるって考えると本当に高いですよね。
私もメインテーブルとゲストテーブルに183,000円かかかりました。
1番安いプランでどのくらい?
ブライダルフェアでもらえる見積書に記載されるプランですが、希望がなければ1番安いプランになります。これは料理などの項目でも同じですね。
安いプランと言っても、実際にブライダルフェアに行かないとわからないと思いますので、見積書をもらった5つの式場について表にしてみました。
メインテーブル | 50,000~60,000円 |
ゲストテーブル | 4,000~8,000円 |
ケーキ | 10,000~15,000円 |
ブーケ・ブートニア | 20,000~35,000円 |
花束(両家分) | 10,000~12,000円 |
表の中で1番安い価格帯で計算しても、ゲストテーブル10卓だとすると最低130,000円はかかります。
また、メインテーブルは1つしかありませんが、ゲストテーブルは招待客の人数や席次によって大きく変わります。
8人掛けテーブルなのに、5人1組のメンバーが多くてうまく割り振れない・ゲスト数が82人だからどうしても11テーブル必要などが起きてきます。
安いプランでも大丈夫?
お花にこだわりがないからお金をかけたくないけど、ケチったと思われるのも嫌だな~と思う人もいますよね。
安いプランから高いプランまで確認しながらお花の打ち合わせをするんですが、そうなると高いプランが素敵に思えてきてしまうわけです。
私たちもまんまとその商法に引っかかってランクアップした方がいいんじゃない?となってしまいました。
今まで結婚式に行ったことがある人は思い出してみてください。会場装花って印象強く記憶に残ってますか?
ゲストテーブルにお花が全くない&キャンドルなどの代替品もないとなるとケチったのが丸わかりですが、どんなに小さくてもお花があれば何も思わないと思います。
高いプランが素敵に見えちゃうのは当たり前なんです。だってその分お金かけてるんですから。
ただ、写真に残る可能性があるので、ゲストが結婚式の準備をする時に参考にされることはあるかもしれませんね。
そこが気にならないなら安いプランで問題ないです!特に男性ゲストは見てもいないし、お花の写真を撮ろうとも思ってません。
2パターンの装花節約術
装花の種類や価格帯についてなんとなくわかったところで、節約術について書いていこうと思います。節約術はざっとわけて2つ!
安いプランにする
これは前にも書いたんですが、高いプランと比較しないこと!
打ち合わせをする時には必ず高いプランも見せてきます。豪華で可愛いなあと思ってしまうのも仕方ありません。
だけどそんな気持ちは捨て去りましょう!絶対高いプランにしないぞ!という気持ちを忘れずに打ち合わせに挑んでください。
先にも述べましたが、装花ってそんなに印象に残らないんです(もちろん人にもよりますが)。
どうしてもこのお花が使いたい!このデザインにしたい!という希望がないのであれば、1番安いプランのもので検討してください。
持ち込めるだけ持ち込む
こっちが重要です!とにかく持ち込めるものは式場にお願いしないで外部の業者さんや購入で済ませること!
このあと持ち込みと式場にお願いした場合の価格について、どのくらい差が出るのか実体験を基に書いていこうと思いますが、びっくりするくらい違います。式場にお願いするとなんでも高くなっちゃうんですよね。
では次に、持ち込みでどのくらい安くなるかの比較や注意点を書いていきます!
装花持ち込みによる節約術
基本的に会場装花(メインテーブル、ゲストテーブル、ケーキ)は準備の関係で持ち込むことができませんが、それ以外の装花については持ち込みすることで安く済ませることができます!
持ち込みの注意点~成約前が肝心?!~
持ち込みできるかどうかは成約前に確かめることが大切なんです。
式場にとってまずは成約してもらうことが重要なので、お願い事がある場合は成約前に必ず伝えること。これをしてくれたら成約しますよ~と言えば、無理難題でなければ応えてくれるはずです。
とはいえ、もう成約しちゃったよ…という人もいますよね。
私もお花については成約前に特に確認していませんでしたが、持ち込みますと伝えたら了承してくれたので1度お願いしてみてください。
もしかすると、同じ式場でもプランナーや時期が違うと持ち込みできない可能性もありますが、インスタやTwitterなどで情報収集し、この人は了承されてますよと伝えるのも手です。
ただ、基本的に披露宴会場に飾る装花については持ち込めないです。
どうしても!という場合はやはり、成約前に必ず確認することが重要です。打ち合わせ時でいいや~と思っていても断られる確率が高いです。
- お願い事は成約前に伝えること!
- 会場装花は持ち込みできない場合が多い
持ち込みと式場の価格について
持ち込んだ場合の価格と式場にお願いした時の価格を表にまとめました。
◆持ち込んだ装花の種類と価格
ブーケ・ブートニア(WD) | 26,000円 |
トス用ブーケ | |
贈呈用花時計 | |
ブーケ・ブートニア(CD) | 4,000円 |
フラワーシャワー | 1,500円 |
表+フラワーシャワーの清掃料5,000円を式場にお支払いしましたので合計31,500円でした。
◆式場にお願いした場合
ブーケ・ブートニア(WD) | 30,000円 |
トス用ブーケ | 10,000円 |
贈呈用花束 | 12,000円 |
ブーケ・ブートニア(CD) | 30,000円 |
フラワーシャワー | 28,000円 |
なんと合計110,000円!
持ち込みとの差は78,500円です。この記事を書くまでこんなに差があるとは思ってもなかったです…。
ブーケやフラワーシャワーはどうやって用意するの?
では、私の実体験を書いていきますね。
ブーケ・ブートニア、トス用ブーケ、両親贈呈用花時計は外注
セットで販売しているネットのみの業者さんにお願いしました。
お願いしたのはアレグリアさん。東京・千葉・埼玉・神奈川の一部地域のみになりますが、当日に直接配送してくれます。また、やり取りはメールのみですがとても丁寧に対応してくれるので安心しました。

セット商品をお願いしたので、細かな指定はできないこと、花束ではなく時計というところが人によっては悩みどころかもしれません。
ですが、お互いの実家が離れていたので花束だと持ち帰りづらいこと、時計なら枯れずに飾り続けられることがメリットなのでご両親が遠方にいるならぴったりだと思います。
アレグリアさん以外にも業者はありますので、「ブーケ 外注 東京」などのキーワードで調べてみてください。
あとは、同じ式場の先輩花嫁さんがどこの業者を使ったかを調べるのもいいと思います♪
ちなみに私は結婚式の3週間前にお願いしました。それでも快く引き受けてくれたので、とても助かりました。
カラードレス用のブーケ・ブートニアは造花を購入
ウェディングドレスと同じものを使用してもいいのですが、変化をつけたかったので別のものを用意しました。
義母には生花にしなきゃだめだよと言われましたが、お金をかけたくなかったので造花にしました。しかもアウトレット品です。
↓が造花です。近くでまじまじと見られることはないので気づかないと思います。

購入したのはアクセサリーの大橋さんです。手に取って確認できるので近くの人は行ってみてくださいね。
結婚式後、友人に「造花だったんだけど気づいた?」と聞いてみたんですが「気づかなかった!」と言われました。
フラワーシャワーも造花を購入
私の式場は生花で1人分ずつ用意してくれますが、1人当たり400円かかりました。おそらく他の式場もそのくらいかかるはずです。
清掃料5,000円が必要でしたがそれをプラスしても安く済みましたよ。

私はスターシャワーも用意して、100円ショップのカップに詰めてゲストに渡してもらいました。
造花だけでもよかったんですが、スターシャワーを入れるために造花にしたんだな~と思ってもらえるんじゃないかという下心もありました(笑)
購入したのはこちらです。
若干変なにおいがしたので100円ショップのコロンをティッシュにしみ込ませ、一緒に袋の中に入れて一晩放置してからカップに詰めました。
固まった状態で届くので1枚1枚ばらす作業がありますが、夫と協力してやったのであっという間に終わりました。
会場装花のランクを上げてしまった理由
お花にこだわりがなかった私たちがなぜランクアップしたのかをお伝えしますね。
高いプランと比較して可愛いと思ったのもあるのですが、「二次会でも使うならゲストテーブルの装花はこのランク以上じゃないと飾れないですよ」とスタッフさんから言われたことが原因でした。
その頃、まだ二次会の会場づくりについて進められていなくて、ぼんやりとお花は結婚式のものを持って行くと考えていました。
なので仕方なしにランクアップしたわけですが、二次会会場と打ち合わせを進めた際にお花ほぼ置けないじゃん!!ということに気づきました…。
装花についてはランク下げはキャンセル料がかかってしまう時期だったので、諦めてそのまま高いプランで進めました。
実際に二次会で使ったお花は、高砂に置いていた装花だけ。
親や司会者の方にも二次会でゲストテーブルのお花は使わないよ!と言われる始末…。なんでもっと早くに相談しなかったんだ~~とすごく後悔しました。
みなさんは同じように言われても相手は売り込みのプロだ!と思って、慎重に決断してくださいね。
- ゲストテーブル装花は二次会では使わない!
- 二次会でも使える高砂だけ、ランクアップするのもあり
さいごに
式場にお願いすると高くつく装花も、自分で準備することで大幅に下げることができます。
しかもネットで注文することもできるので、式場にお願いしたほうが時間が有効に使える…というわけでもないんです。
会場装花のランクを上げてしまったのは失敗でしたが、この記事を読んでくれたみなさんにはそんな後悔をせずに準備を進めて行ってもらえると嬉しいです!