ウェディングドレスは着たいけど、人前に立つことや準備が面倒な人にオススメなのが、披露宴なしの結婚式です。
この記事では、披露宴がしたくない人向けに、披露宴なしのメリット・デメリット、おすすめの結婚式スタイルをご紹介していきます。
披露宴なしのメリット
メリット1.準備するものが少ない
披露宴の準備には、料理や引出物を選んだり演出の小物づくりなど、準備することがたくさんあります。
披露宴がないことで料理のランクなどで悩む時間も減り、準備するものが少ないのでストレスも軽減されます。
結婚式の準備が原因で夫婦喧嘩になるという話はよく聞きますが、準備が少なければケンカを回避できますね。
メリット2.節約できる
結婚式で1番お金がかかるのが料理やドリンクです。
ウェディングドレスも高いものはありますが、持ち込みができれば安く抑えることができます。
料理やドリンクは基本どの会場でも持ち込み禁止なので、用意されているランクから選ぶしかありません。
料理は安くても1万円~のことが多いので、人数が多ければ額も大きくなります。
会場料、ウェルカムドリンク、乾杯酒、ウェディングケーキ、キャンドルサービスなどの演出、会場装花、司会者、引出物、音響・照明、ゲスト対応のスタッフ
会場装花の平均額は17.2万円(出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2018調べ)でした。「それぞれの価格ってどのくらい?」と思ったら、以下の記事を参考にしてみてください。
高くなりがちなメリット3.新郎の負担が減る
新郎は披露宴で2回スピーチする機会があります。
人前で堂々と話せる人なら問題ないでしょうが、原稿用紙も見ないで話すなんて苦痛ですよね…。
男性は女性に比べて結婚式に消極的です。費用面の心配が多いでしょうが、やはりスピーチが嫌な人も多いですよね。
披露宴なしの結婚式であれば新郎のスピーチがなくなるので、精神的な負担もなくなります。
メリット4.両親への感謝の場はなくならない
披露宴がないからと言って、ご両親への感謝の場がなくなるというわけではありません。
挙式のみでも十分感動的で、感謝の気持ちは伝えられます。
むしろ披露宴があると、ご両親はお酒を注ぎに行く必要があるのでゆっくりできません。
不要な負担をかけないという意味でも、披露宴なしはオススメなんです。
披露宴なしにはデメリットも
デメリット1.両親が披露宴をしたい
新郎新婦は披露宴がしたくなくても、ご両親は披露宴を希望することがあるでしょう。
ご両親の希望に沿うこともいいと思いますが、おふたりの結婚式なので無理に叶える必要はありません。
どうしてもというのであれば、負担が減少する親族だけの会食もアリですよ。
以下の記事では、親族婚の費用や進行についてまとめています!
デメリット2.ご祝儀の額が決められない
挙式のみの場合に困るのが、ご祝儀の金額です。
料理や引出物の分もあるので3万円包むゲストが多いですが、披露宴なしだと料理も引出物もありません。
お祝いの気持ちで1万円程度がいいかなと思いますが、挙式だけでご祝儀をもらうのは気が引けますよね。
そこで、披露宴なしの結婚式をする場合は挙式は親族のみ、挙式後は1.5次会を開催し友人を招待する方法がオススメです。
挙式のみや1.5次会とは
挙式のみや1.5次会は、「結婚式に費用をかけたくない」「人前で話したくない」人にぴったりです。
挙式のみや1.5次会とは一体どんなものなのか、チェックしていきましょう。
挙式のみとは
挙式のみというのは文字通り、教会や神殿の挙式のみを行なうスタイルです。
挙式のみも対応している結婚式場や、挙式をメインに取り扱う企業も増えてきています。
披露宴とは違い時間も20~30分と短いので、妊婦さんにもぴったりです。
費用に関しても披露宴がない分減少しますので、「資金はあまりないけど結婚式はしたい」というカップルにも向いています。
挙式後は、会食をすることが多いです。
挙式のみの費用相場やプランの探し方については、下の記事でチェックしてみてくださいね!
1.5次会とは
1.5次会は、披露宴と二次会の中間にあたる結婚式のスタイルです。
おふたりの自由に進行が作れるので、従来の披露宴のような格式のあるスタイルにも、アットホームなスタイルにも対応できます。
1.5次会は会費制にすることが多いので、披露宴+二次会をするときよりもゲストの負担を減らすことができます。
引出物を用意する必要がないので、おふたりの負担も減らすことができますよ。
1.5次会についての詳細やプランの探し方については、下でまとめています。
ウェディングドレスが着たいならフォトウェディングも
「挙式も1.5次会もめんどう…」というのであれば、フォトウェディングがおすすめです。
ウェディングドレスを着て好きな場所で写真を撮ってもらえるので、思い出にしっかり残せます。
沖縄や海外のリゾートを選べば、そのままハネムーンをすることもできますよ!
「ウェディングドレスを着るだけでいい」というのであれば、フォトウエディングを検討してみてくださいね。
ナシ婚を選ぶ人が多い今、フォトウェディングは人気があります!費用や業者については、以下でまとめています。
【まとめ】披露宴なしでもドレスは着れる
「ウェディングドレスは着たいけど結婚式はしたくない、だからドレスを着るのは諦めよう…」と考えなくていいんです。
ウェディングドレスは着たいけど盛大な結婚式は苦手というのであれば、
- 挙式のみ
- 1.5次会
- フォトウェディング
の3つが、苦手なことをせず、ウェディングドレスを着る方法です。
挙式のみだけでも十分結婚式になりますし、親孝行にもなります。
あとで「あのときドレスを着ておけば…」と後悔しないような選択をしてくださいね!