今回は、結婚式場のタイプ別についてご紹介します。
結婚式の会場は「専門式場」「ホテル」「レストラン」「ゲストハウス」の4つのタイプに分けることができます。
それぞれのメリット・デメリットは?という疑問について、実際にブライダルフェアに行って感じた点もあわせてまとめようと思います。
では、さっそく見ていきましょう。
専門式場のメリット・デメリット

専門式場のメリット
知識と経験が豊富なスタッフがいるので、バタバタしてしまう当日も安心です。フェアの際は、私たちのほかに何組も見学者がいましたが、案内してくれた方や試食料理サーブの方全員が落ち着いて対応していました。
結婚式専門の会場なので設備の充実度は抜群です。歴史も長く厳かな雰囲気もあるので、両親や親戚など年配の方にはウケがいいと思います。
専門式場のデメリット
吉日など人気の日取りは式を行う新郎新婦も多く、バッティングする可能性も高いです。自分たちだけの特別感がほしい場合は、閑散期で検討したほうがいいかも。
式のスタッフは安心感があるのに料理の味は微妙…なんてこともあります。私たちが行った会場は料理が美味しいことも謳っていましたが、味付けが薄く美味しいとは思えませんでした。ゲストに満足して帰ってもらうには料理も大事なポイントです。
ホテルのメリット・デメリット

ホテルのメリット
遠方からのゲストがいると前泊することもありますよね。土地勘がなくても式当日は迷わず会場に向かえるのは、ゲストにとって安心感があります。また新郎新婦も宿泊すれば、早朝からでも余裕をもって支度ができます。
ブライダルフェアに行っている段階で、挙式タイプを決めていない可能性もありますよね。チャペルと神殿どちらも備えているホテルも多く、当日は教会式だけど前撮りで神殿を使いたい!という新郎新婦にもおススメです。
ホテルのデメリット
専門式場のデメリットでも挙げましたが、他の新郎新婦とバッティングする可能性が高いです。ブライダルフェアに行った際、ゲストでも何でもないのに新郎新婦に遭遇してしまい申し訳ない気持ちになりました…。
複数のプランの中から選択できても、選択したプラン外のアレンジができないこともあります。オリジナリティを出したりアットホームな披露宴にしたい方にはあまり向いていないかもしれません。
レストランのメリット・デメリット

レストランのメリット
5会場周って夫婦揃ってレストランが1番美味しかったという印象です。ゲストにとって結婚式で1番印象に残るものが料理だと思っています。2人のオリジナルメニューを作ってもらうことも可能ですし、レストランなので毎年の記念日に利用することもできます。
ゲストとの距離が近い分、多くの方と会話ができます。実際に私が披露宴を行った際は、フォトラウンドのときもあまり会話ができず、慌ただしく時間が過ぎてしまったので、ゲストとの会話が楽しめるのは重要だと感じました。
レストランのデメリット
ブライダルフェアで行った会場は、披露宴会場にちょこっとついている感じで理想の挙式はできないな~と思いました。少人数の結婚式で挙式にこだわりがなければいいかもしれません。
ブライズルームが狭かったりゲストが着替えるスペースがない、また行いたい演出ができない可能性もあります。前泊しない遠方のゲストが多い場合はあまり向いていないかも。バルーンリリースなど外で行う演出はできないと思ったほうがいいです。
ゲストハウスのメリット・デメリット

ゲストハウスのメリット
ガーデンでデザートビュッフェやバルーンリリースを行うなど、ホテルやレストランではできない演出が可能です。ウェルカムスペースをはじめ、お手洗いにメッセージを書いたりアメニティを置いたり、装飾も自由にできるのが魅力的です。
1日1組限定の会場もあるので特別感が味わえます。貸し切りではなくても、一生に一度の結婚式ですから、自分たちが主役!という気分を味わえて他の新郎新婦に遭遇しない環境は大事です。
ゲストハウスのデメリット
内装にもこだわって設計されており、様々な部分で価格が高めです。設備が整っている分費用がアップするので、最初の見積もりは最低ランクよりも上で見積もってもらったほうがベストです。
若いスタッフも多く忙しさに慣れていないとバタバタしてしまうことも。私がゲストハウスで結婚式を挙げて不満だったのはこの点です。完全な貸し切り型ではなく、次の披露宴も控えていたためスタッフは忙しそうでした。
さいごに
私はゲストハウスで結婚式を挙げましたが、どのタイプもメリット・デメリットはあります。
共働き夫婦も多く、あまりブライダルフェアに行けないご家庭もあるかと思いますが、色々なタイプに行ってみて、自分たちの理想に合う会場を探してみてはいかがでしょうか?
