結婚式成約時に必ず決めておかないといけないことの1つが、結婚式の開始時間です。
開始時間を決めずにブライダルフェアに行くと、迷っている間に別のカップルにとられてしまうということも。
結婚式の開始時間やそれぞれの注意事項、おすすめの時間帯をご紹介していきます。
開始時間には午前・午後・夜の3パターンがある
結婚式は、挙式→披露宴(→二次会)の順番で進行していきます。結婚式の開始時間=挙式の開始時間ということになりますね。
挙式の開始時間は、午前・午後・夜の3パターンにわけることができます。
どの時間帯で開始するかによって、ゲストやおふたりの負担が変わってきますので、おふたりでしっかり話し合う必要があります。
参考までに、それぞれの所要時間を表でまとめました。
所要時間 | |
挙式 | 30分程度 |
披露宴 | 2時間30分程度 |
二次会 | 2時間程度 |
時間帯別のおすすめポイント
定番の「午前」
披露宴の時間がちょうど昼食と重なる午前の結婚式。
「ゲストにベストな時間で料理を楽しんでもらいたい」と思うカップルも多く、選ぶ人が多い定番の時間帯です。
特に年配やお子様のゲストがいる場合は、食事の時間帯に食事がとれるというのは必須ポイントです。
二次会をしなければ16時には帰宅できるので、翌日が平日に当たる日曜や祝日に選びたい時間帯ですね。
お日柄ポイント
先勝や赤口は午前や正午がいいとされているので、午前から始めたほうがいいでしょう。
ゆったり過ごせる「午後」
朝ゆったり過ごすことができる午後の結婚式。
結婚式前の身支度も余裕をもってできるので、ゲストが美容室に行くとしても早朝料金がかからず負担が少なくなりますよね。
午後開始なら遠方からも当日向かうことができます。
挙式が午前で二次会もする場合、前泊・後泊どちらも宿泊費代が必要になってきます。午後からであれば後泊のみ考えればいいので、準備するときに楽になります。
お日柄ポイント
先負の場合は午後が吉とされているので、先負なら午後がオススメです。
最近流行りの「夜」
ナイトウェディングと呼ばれる、夜の結婚式。
景色がきれいな会場であれば、幻想的な雰囲気の中結婚式ができます。
夜のブライダルフェアに参加したことがありますが、夜景が美しくロマンチックだな~と感じました。
夕食の時間帯になりますので、食事を楽しむのもぴったりの時間です。
夜に結婚式をすることで、二次会をしなくていいというメリットも。二次会にかかる費用や準備のことを考えれば、物理的にできないというのは意外と助かるポイントではないでしょうか。
お日柄ポイント
友引は夕方、先負は午後がいいとされているので、友引や先負ならナイトウェディングもオススメです。
時間帯別の注意事項
遠方ゲストにはきつい「午前」
遠方からのゲストがいる場合、「前日は仕事や学校のため、前泊はできない」ということもあるでしょう。
そうなると結婚式当日に結婚式場に向かうことになります。新幹線や飛行機だと始発になることもしばしば…。
遠方のゲストにとっては負担の大きい時間帯になります。
宿泊費代をおふたりが負担する場合も、前泊・後泊どちらも必要になってくる可能性もあるので、費用負担も増えてしまいますね。
食事の時間帯ではない「午後」
午後からの挙式だと、披露宴は15時や16時開始になることが多いです。
昼食や夕食の時間帯でもないので、ゲストはお腹が満たされた状態や逆に空きすぎる状態で参加することになることも。
いくら料理が美味しくても、満腹では美味しさも感じませんし、空きっ腹に食べても味はわからないですよね。
食事を楽しんでもらいたいのであれば、あまりおすすめできない時間帯になります。
帰りの時間が心配な「夜」
午前の場合は、往路の心配がありましたが、夜の場合は復路が心配になる時間帯です。
普通列車で帰れる距離でも少し離れたところから来てもらう場合、帰りの時間がかなり遅くなってしまいますよね。
午前や午後の結婚式では必要がなかった、後泊の宿泊費代が必要になってくることもあります。
また、年配やお子様がいる場合も夜の結婚式は負担になるでしょう。
おすすめは披露宴がお昼の時間帯
1番人気はお昼の時間帯
生活時間に合わせて食事をするのがゲストにとっても有難いので、お昼の時間帯に披露宴が始まるのがいいでしょう。
11時台や12時台から挙式を始めると、食事の時間帯で料理を楽しむことができます。
10時台から選択できることが多いですが、早朝から準備をしないといけなくなるので、おふたりにとってもゲストにとっても辛い時間になります。
なるべく遅い時間で始めることで、負担を減らしましょう!
予約しやすいのは午後や夜
午前やお昼の時間帯は予約するカップルが多いので、人気の日時は取れないことがあります。
午後遅めだったり夜は比較的に空いているので、大安などお日柄を気にする場合は予約がとりやすいでしょう。
また、午後や夜の時間帯であれば、基本的に前泊は必要ありませんし、終了時間によっては後泊も必要ありません。
夜の結婚式は、時間的に二次会ができませんので、節約したいカップルには午後遅めの結婚式やナイトウェディングがおすすめです。
ただし、遠方のゲストが多い場合は、後泊が必要なこともあるので注意が必要です。
【まとめ】ゲストのことを考えた時間帯で
午前・午後・夜の3パターンすべてにメリットとデメリットがあります。
私たちは挙式が午前(11時)、披露宴を午後(12時)に行ないました。自宅から会場まで時間がかかったので朝は割と早く辛い思いをした記憶があります。
ただ、食事は昼食の時間帯で楽しんでもらえたので、午前から初めてよかったなと思います。
食事の時間帯も大切ですが、ゲストのことを考えた時間帯で予約するようにしましょう。
朝早すぎても夜遅すぎても、ゲストの負担になります。
宿泊費代を新郎新婦で持つなど、ゲストが快適に過ごせるよう工夫してくださいね!