「結婚は人生の墓場」と言うくらいだから、メリットよりもデメリットのほうが多いんじゃないかと考えている男性もいるでしょう。
1人の時間が減る・家事を強制される・金銭的に損をする…などがデメリットで挙げられるのではないでしょうか。
ただそれでも、結婚はデメリットを上回るメリットがあると私は考えています。
私たち夫婦はケンカをすることもありますが、お互いが声に出して「結婚してよかったなぁ」言う程、メリットが多いと感じています。
結婚したいのに、パートナーは結婚にあまりいいイメージを持っていない。
そろそろ結婚を考えてもいいんじゃないか。
という方にこの記事を読んでもらい、2人が納得して結婚できるようにしてもらいたいなと思います。
結婚のメリットって何?
では早速、メリットについて挙げて行きます。恋人に、たしかにこれはメリットかも?と思わせることが結婚への第一歩になると思います。
家族的にお金はプラス
家賃や光熱費などの生活費は1人暮らしより安く済みます。
ほんとかよ!と突っ込んだ人もいるかもしれませんので、全国調査の結果を基に確認していきましょう。
※ゼクシィの光熱費・通信費が2人で22,000円なのは怪しい(キャリアの携帯代なら7,000円/人かかるのではないでしょうか…)のと、掲載サイトが違うのでズレがあるかもしれません。
生活費はその他の項目もありますが、主な3項目で比較してみると2人暮らしのほうが家賃が安く済むことがわかります。
2人暮らしだと約40,000円/人なので、1人暮らしをしたときよりも26,000円安いです。通信費に関しても携帯代は変わらないとして、固定回線は半額になりますよね。光熱費も基本料金が半々になると思えば安く済むのではないでしょうか。
家賃だけで考えると1人当たり26,000円なので2人で52,000円。それを貯金に回すとすると、年間で624,000円溜まることになります(`・ω・´)
全国平均で見てみても1人暮らしと2人暮らしの家賃額ってそんなに変わりませんよね?浪費家やギャンブラーでなければ、家族最適的には早く結婚した方が得です。
これにより早々に将来の見通しや子供の数などを相談して、どのくらいお金を貯めればよいかなど、計画が立てやすくなります。
余談
私たちは夫側に住宅補助があったので、2万円で駅近のマンションに住むことができています。
こればっかりは会社の制度なのでどうにもできませんが、住宅補助がない私にとってはだいぶありがたい話でした。
夫にとってもお給料から天引きされる2万円を妻から回収できるので、メリットにもなりますよね。(住宅補助分働いているので、精神面や体力面ではきついとは思いますが…)
精神的に支えてくれる存在
みなさんも、生きていてストレスを感じることがあると思います。
ストレス解消法は運動や睡眠など人それぞれですが、誰にでも共通しているのは愚痴を言うということではないでしょうか?
働くこと自体がストレスを感じさせる
昔はサービス残業するのが当たり前で、それが成果につながるんだ!なんて言う上司もいるでしょうが、長時間労働でやりがいを感じる人は少なく、むしろストレスが溜まっていいことはありません。
紙媒体で情報を管理していた時代と違って、今はコンピュータで様々な情報を管理・検索できるようになっています。
仕事量が同じだとしたら、圧倒的に現代のほうが短時間で仕事を終わらせることができるのに、なぜか長時間労働やサービス残業はなくなりません…。
さらにパワハラやセクハラ、お客さんからのクレームなど、様々な要因で人間はストレスを感じています。
会話がストレス解消になる
そんなストレスを癒してくれる存在がいるとしたら、ご両親かパートナーなのではないでしょうか?
愚痴を言える相手って相当心を許している存在だと思うのです。さらに常に愚痴を聞いてくれるような相手は限られてきますよね。
実家暮らしならご両親にも相談できると思いますが、親に言うのは恥ずかしい/1人暮らしだから親が近くにいないという人も多いでしょう。
夫婦という対等の立場だからこそ言える愚痴がある、と私は思います。
うんうん、と話を聞いてくれるだけで心がすっと軽くなった経験はありませんか?
実は、話を聞いてもらえるだけでもストレスは緩和されるそうです。愚痴でなくても、楽しい話をすることで、エンドルフィンという脳内物質が分泌され幸福感を得ることができます。
マイナスな精神状態ではなくても話し相手がいるというだけで幸せになれるのなら、結婚することのメリットは大きいですよね。
余談
またまた私たち夫婦の話ですが、夫の会社は相当なブラック企業です。
人格を否定されるまで上司にやーやー言われながら、労働時間も労基の監視が入ったら一発でアウトになるくらい長時間&サービス残業でした。
そんな夫が結婚を急いだのも(プロポーズされたのは夫が社会人1年目の時)、1人で生きていけないと思ったからだそうです。
心の中で味方がいるんだと思えば耐えられた。
しかも出世等には無関心で、いつでも辞めていいよと言ってくれる。
実際に辞めると困るだろうが、その一言に救われた。
上記は夫が教えてくれたことですが、やはり信頼しあう相手との会話は大事なんだな~ということがわかりますよね。
※かなりできた妻みたいになっていますが、実際にはガミガミ言う鬼嫁タイプです(笑)
デメリットを乗り越えよう
メリットがあればデメリットもあります。
悪い面があるから諦めなきゃ…ではなく、相手の気持ちに立って悪い面をカバーしていけばよいのではないでしょうか?
では、どんなデメリットがあるのか早速見ていきましょう。
家事の時間が増える
家事を分担していれば家事に費やす時間も半分になるのでは?と思うでしょうが、そもそも家事に費やす時間が人それぞれなのです。
総務省の調査に、男女の家事時間についての記載がありました。
圧倒的に女性のほうが多いですね!
共働き夫婦も増えてきているので、家事が分担になる家庭がほとんどでしょう。しかし共働き夫婦が増えているとはいっても、残念ながら「家事=女性の仕事」のイメージは払拭できていないのです。
というよりも、男性は家事にそこまで価値があるとは思っていないのです!
だってさ、多少部屋が汚くても生きる分には問題ないでしょ?会社に行くときはスーツなんだし、下着とワイシャツと靴下の替えがあれば清潔でしょ?
その通り。その通りなんだけど、できるだけ部屋は清潔に保ちたいのがこっちの気持ちなんですよね。
普段家事をしない男性と生活を始めると…
毎日家事をしている女性が、平日は家事をしない男性と同棲を始めたとします。
家事分担も決め、最初はウキウキワクワクで同棲を始めた2人ですが、仕事で疲れている男性はだんだん家事が面倒だと感じてきます。
こんな意見がお互いから出てくることがあるでしょう。
でもここで一旦考えてみてください。彼にとって、家事=週末だけでできる作業なんです。これを毎日強制的にやらせてたらそりゃ疲れちゃいます。
自分がやりたくないこと/面倒だと感じることを強制されたらどんな気持ちになるかな?と、自分に置き換えて考えてみましょう。
妥協することも大切
相手の気持ちを考えることまでできたら、あとは自分の家事に対する考えを見直しましょう!
本当に洗濯は毎日必要かな?実は3日に1回でも問題ないんじゃないかな?洗い物がいやなら紙皿を使うのはどうかな?
こんな風に、代替案って意外と簡単に出てきます。もちろん最初は、自分が我慢することになるのでストレスを感じることもあると思います。
でも、どこかで妥協しなきゃ他人となんて生活できないんです。
お互い違う環境で生きてきたんだから、価値観が違ってしょうがないと思ったほうが楽になれます。これは男性側にも言えることです。女性がすべて我慢するなんていうのはおかしい話ですからね。
なあなあで済ませずよく話し合って、お互いが妥協できる案で家事を分担していくことが大切だと私は思います。
余談
結婚して夫の家事はこんな風に変わりました。
- 洗濯…週1回→毎日
- ゴミ捨て…たまったら捨てる→週4日
- 洗い物…料理自体しない→毎日自炊するので毎日
かなり増えていますね(笑)
メリットでも載せましたが、夫の会社は相当なブラック企業です。そんな夫にこれをさせていたら怒られたことがあり、納得できない私も反発しました。
そんな言い合いを繰り返しましたが、現在はお互いが妥協できる回数に減らす&代替案で運用していくことに成功しました。
同棲を始めるときはお金がないかもしれませんが、乾燥機付き洗濯機や食洗器を購入するのも有効ですよ!
まとめ
結婚のメリット・デメリットを挙げてみましたがいかがでしたでしょうか?もともと下のような意見を持ってる人も多いと思います。
経済的な面ではデメリットが多いんじゃない?
家事は分担するから時短になってメリットだよね?
ですが実際に2人で生活してみると、メリットがデメリットに、デメリットがメリットに感じることもあるのです。
特に経済的な面は男性も気にしていると思うので、こんな風にお得になるんだよ!と伝えることができたら、こっちのものじゃないでしょうか。笑
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」なんてCMもありましたが、結婚しない人が増えているのも本当です。
それでも大切な人と一緒に過ごし、支えあい(時にイラつき妥協し)ながら生活するのは幸せだなぁと日々感じます。
結婚にデメリットというマイナスな面があったとしても、お互いが納得できるまで話し合う・着地点を見つけることができれば乗り越えていけます。
みなさんにも、結婚っていいものだなあと思える瞬間が訪れるようパートナーと話し合っていただければなと思います。