結婚式には欠かせない「引出物」ですが、種類が多すぎて悩んでしまいますよね。
準備で多忙な時に時間をかけて選んでいる暇もないし、かといって適当すぎるものをゲストに渡したくもない…。できることなら、多くのゲストに満足してもらえるものを渡したいところ。
おすすめの引出物を短時間でチェックして、より多くの人に喜ばれる引出物を用意したい!という人は、本文を読んで引出物を決定していきましょう!
悩む時間を減らして、装飾物やフォトプロップスなど個性を表すことのできるものに注力すれば、ゲストの記憶にも残りやすくなります。
引出物って?
おすすめをお伝えする前に、まずは引出物の種類や相場についてチェックしていきましょう。
「引出物の種類が足りなかった…。」「安すぎるものを発注してしまった…。」となればゲストの印象は悪くなります。
引出物はいくつ必要?
引出物・引菓子・縁起物の3点を準備するのが一般的です。さらに地域によっては5点用意することもありますので、ご自身が結婚式を挙げる地域の慣例を調べておくことが重要です。
ちなみに私たち夫婦は関東で結婚式を挙げました。出身地は全く別でしたが、そこは関係ありません。結婚式を挙げる地域でいくつ必要か確認してくださいね!
基本的な3点は以下の通りです。
- 引出物:カタログギフトや食器など
- 引菓子:バウムクーヘンなど
- 縁起物:うどんや鰹節など
引出物の相場ってどのくらい?
相場も気になるところですよね。装花や料理の価格ってほとんど表には出ませんが、引出物はネットで簡単に価格が検索出来てしまいます。
安すぎるのが判明してしまうとゲストをがっかりさせてしまいますが、逆に高すぎると予算オーバーでおふたりが困ってしまいますよね。
ですので、相場についてもしっかり把握しておきましょう!
友人 | 上司 | 親族 | |
引出物 | 3,000~4,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~6,000円 |
引菓子 | 1,500~2,000円 | ||
縁起物 | 1,000円 |
※引菓子は1,000円程度で問題ありません。私も1,000円の引菓子を用意しましたし、式場が用意している引菓子も1,000円でいろいろな種類がありました♪
友人であれば、1人あたり3点で5,000~6,000円が平均と言ったところでしょう。上司や親族はご祝儀を多めにいただくという前提で高めに設定されています。
1.引出物編
それでは引出物について見ていきましょう!
カタログギフト
「荷物にならない」「ゲストが自分で好きなものを選べる」ことがメリットして挙げられますが、「価格が伝わってしまう」「結婚式に何回も行っている人は飽きてしまう」ことがデメリットして挙げられます。
人それぞれ好みや今欲しいものは違うので、自由に選べるカタログギフトはハズレがないです。
低価格だと選べる商品も限られてきますが、食べ物系もありますし体験型のものもありますので、「自腹では買わないけどせっかくだから頼んでみよう♪」なんてこともできますよね。
こちらのカタログギフトは、楽天の週間カタログギフトランキング314週第1位となっています。掲載商品数も多く、シンプルな表紙も万人受けしますね。
残念ながら価格については調べられてしまえばバレてしまいますが、手数料込みで3,500円くらいであれば妥当な価格なので気にすることはありません。
式場で提示されたカタログギフトから選ぶ場合
持ち込みできるのであれば上記のカタログギフトでいいですが、式場と提携しているところから選ばないといけないことも多いと思います。
その場合は、パッケージにこだわっていないものを選びましょう。
つまり、商品ページを抜いたらアルバムになりますよ!というカタログのことです。魅力的に感じてしまいますが、掲載数も少ないですしアルバムは要らない人もいますよね。
参考までに。こんな感じのカタログです。
タオル
「もう持ってるし要らないでしょ」と思うかもしれませんが、タオルは消耗品なのでいくつあっても困りません。
敢えてデメリットを挙げるのであれば、ご家族と住んでいて自分で洗濯をしていない方にありがたみがないかな…くらい。
私もお祝いや結婚式の引出物でいただいたことがありますが、質のいいタオルを購入する機会がなかったのでとても嬉しかったです。
タオルなので軽いですし、落としてしまっても壊れません。
今治タオルは誰もが知っているブランドですし、木箱に入っているので高級感もありますよね!色や柄については好みがあるので、無地や白色などにしたほうがいいでしょう。
スイーツ以外の食べ物
引菓子で甘いものは贈ると思いますので、それ以外のもので用意しましょう。
食べ物なら消えものなので、趣味じゃない…などの弊害はありません。好き嫌いはあると思いますがそこまでは把握できませんので気にしなくてOKです。
返信ハガキでアレルギーの確認はすると思いますので、アレルギー持ちのゲストがいる場合は注意しましょう。(引出物がすべて食べられないとなると申し訳ないので…)
高級なお茶漬けって自分では買わないのですし、ご飯の準備が面倒な時、ささっと食べれるので1人暮らしのゲストにもいいですよね。
2.引菓子編
次は引菓子についてです!
バウムクーヘン
私たちもバウムクーヘンを引菓子として用意しました。義母がマーガリンを好まないことから、「マーガリンを使わずバターを使っている」ものを選びました。
結果として夫の地元で作られているバウムクーヘンを選ぶことになり、地元愛も出せたので良かったです。私の両親や友人にも好評だったので、こだわってよかったなと思う点でした。
とは言え、式場が出してくるバウムクーヘンはマーガリンを使っているものが多いと思います。神経質にならずに、自分が貰ったら嬉しいと感じるものを贈りましょう!
こちらはバターを使ったバウムクーヘンです。五感のバウムクーヘンもマーガリン不使用なので気になったらサイトを覗いてみてくださいね!
なぜバウムクーヘンが定番なのかというと、
断面が木の年輪のように見えることから「繁栄」や「長寿」を連想させ、「いつまでも仲良く年月をともに重ねられますように」という願いが込められているからです。
フィナンシェ
フィナンシェは金塊をモチーフにして作られたお菓子で「富」や「繁栄」を意味することから、引菓子としてぴったりですよね。
意味を知っている人は少ないと思いますので、司会者にアナウンスしてもらう・メッセージカードを添えるのもおすすめです。
引菓子も自分たち(ゲスト)のことを考えて選んでいる、というのも嬉しいと感じる点です。
アンリ・シャルパンティエは日本の洋菓子ブランドです。全国に店舗がありますので、お時間があれば味見をしてみるのもいいですね!
3.縁起物編
さいごに縁起物についてです。
若いゲストだと縁起物とは何なのかわからない人も多いと思いますので、メッセージカードがあるとよりGOODです!
うどん
太くて長い麺ということで、長寿を祈る食べ物とされています。また、夫婦の絆が太く長く続くという意味合いも込められています。
鰹節や昆布も縁起物としてありますが、うどんなら茹でれば単体で食べられるので余計な手間がかかりません。
こちらの縁起物はうどんがハート型になっているので可愛らしいですよね。鰹節も入っているので、縁起がいいものが詰まっています。
紅茶
縁起物の費用を抑えたいという場合は、紅茶がおすすめです。
義母からは縁起物じゃないと反対されましたが、夫婦にとってはゆかりのある品でしたし、国は違いますが中国では不老長寿の薬として飲まれているそうです。
友人は紅茶にしましたが、年配のゲストにはうどんを用意しましたので贈り分けするのもいいと思いますよ。
式場が出している縁起物リストにもありますので、縁起物として選んでも問題ありません。
相場は1,000円ですがこちらは540円です。費用が抑えられますし、引菓子と一緒に飲んでもらうという意味も込められますね。
まとめ
人気のある引出物で喜ばれそうなものをまとめてみました。
私たちは引菓子を持ち込みにしたので選ぶのに時間がかかってしまいました。式場のパンフレットもたくさん商品があるので、選ぶのに時間がかかると思います。
迷うこともあるでしょうが、自分がもらって嬉しいものを選ぶようにしましょう。
ちなみに私たちが用意したのはこんな感じです。
- 引出物:カタログギフト
- 引菓子:バウムクーヘン
- 縁起物:うどんor紅茶
軽く持ち帰りやすいものがゲストにも負担がないと思いますよ。
最近だと、引出物を持ち帰るのではなくゲストの自宅へ配送するサービスも人気です。遠方のゲストや二次会があると大きな引出物バックは邪魔ですよね…。
ゲストの負担をより減らしたい!と思ったら、自宅への配送もありですよ!