ブライダルフェアに行くと必ずもらえる見積書。一見「意外と安い!」と思うかもしれませんが、最低限必要なものしか記載されていないため、実際に支払う金額とは大きく変わってしまうんです。
初めてのブライダルフェアだと、どんな式がいいかの希望もなく行ってしまうこともありますよね。私もそんな感じで「どんな演出がしたいのか」なんて考えていませんでした。
ブライダルフェアでもらえる見積書は最低限の項目しかありませんので、「これならこの式場でも大丈夫だな!」と成約してしまうと、最終的に高額の代金を払わなければいけないことも…。
これからブライダルフェアに行くあなたにはそんな失敗をしてほしくないので、見積書作成時に何を追加しておけばいいのか?をこの記事でまとめて行こうと思います。
見積書には何が記載されているの?
まずは、私たちが実際にもらった見積書をアップします。記載されているものは最低限のものになりますが、持ち込みをしなければ基本的には必要になってくるので、省くことはほとんどないと思って大丈夫です。
- 人数は60人を想定
- 料理をワンランクアップ
- 演出なし
- 知り合いからの紹介で特別割引適用
数量の乱をチェックしていくと、招待状や引出物の数はゲスト60人にもかかわらず42個で設定されています。家族で参加することを想定し、ゲスト数に対して7割の計算をするらしくこのような数になっています。
また、演出は含まれていませんので、キャンドルサービスやバルーンリリースをしたいとなるとさらに金額が増えます。ドレスについても216,000円まではプラン内に入っていますが、プラン外のものを選ぶことが多いので金額はアップしますね。
【自宅編】予算オーバーしないためのコツ

ブライダルフェアに行く前にも、やっていただきたいことがあります。それは、結婚式で何をやりたいか・何が不要かを決めておくことです。
完璧に決めておく必要はありません。ざっくりと「キャンドルサービスはしたい」「デザートビュッフェはしたい」など希望を考えておきましょう。
また、持込できそうなものは省いてもらうということも大切です。例えば、「ペーパーアイテムの招待状や席次表は自作する」「ブーケや両親贈呈用花束は持ち込む」ということを事前に決めておいてください。
▼装花の節約方法については下記の記事でまとめています。

【ブライダルフェア編】予算オーバーしないためのコツ

ポイント1.演出など必要になりそうなものを含めてもらう
キャンドルサービス・バルーンスパーク・果実酒づくり・ビールサーブ・プロジェクションマッピングなど様々ありますが、やりたい演出があれば1つ入れてもらうようにしましょう。
また、写真・映像関係も注意が必要です。「当日の映像をエンドロールで流したい」「写真数は多めがいいのでプラン差を確認したい」という内容を伝えてください。
写真のプランは1番低いものだと物足りない印象だったので、よく確認してくださいね。
ポイント2.料理やドリンクはランクアップする
見積書に入っている料理とドリンクのランクは、1番低いものになっています。基本的にワンランク以上アップすることがほとんどなので、初めの見積もり段階からワンランクアップしておきましょう。
コースを食べてみないと内容がわからないですが、1番低いランクは選ばないのが吉。
料理とドリンクは人数分費用が掛かるので、初めから高い設定にしておいたほうが、大幅に変動するということがなくなります。
1段の平たいウェディングケーキが、基本の形として提供されています。1段でももちろんいいのですが、後ろの人にも見えることや写真映えを考えると、ある程度高さのあるものがおすすめです。
また、「カラードリップケーキにする」「キャラクターのマジパンを乗せる」と金額がアップします。今のうちに希望があるのであれば、見積書に入れてもらうようにしましょう。
ポイント3.人数×9割で計算してもらう
料理や招待状は、ゲスト数×0.7の計算をするため、実際の金額と大きく異なることがあります。夫婦や子連れで来てもらう場合も考慮して、ゲスト数×0.9で計算してもらいましょう。もしくは全員分カウントしてもらうのも手です。
また、ゲスト数は最大数見積もってもらうようにしてください。1人増えるだけで料理と引出物の金額がアップします。招待状を送ってから欠席になるゲストもいるかもしれませんが、最終の人数確認までに揃えば問題ありません。
ポイント4.「○○じゃなきゃ成約しない」を伝える
「ブーケは持ち込みでないと成約しない」「アクセサリーは持ち込みじゃないと成約しない」など強気で発言したほうが、予算オーバーをおさえることができます。
さらに、ブライダルフェアが初めてでない場合は、「もう1つの式場では○○をしてくれた」というと交渉が成立することがあります。
ただ、なんでも叶えてくれるわけではないので(例えば費用の5割引きを希望など)、ここだけは譲れない!というポイントを決めておきましょう。
予算内で結婚式をするなら成約前交渉が必須!

成約後に「あれがしたい、これがしたい」の希望は叶えてくれないことも。特に費用に大きく関わる点については、NOと言われることが多いです。
なので、ブライダルフェアに参加している時点で「○○ができないのであれば成約できない」という旨を伝えましょう!
予算オーバーしないコツでも書きましたが、「もう1つの式場では○○をしてくれた」を伝えるのも手です。「うちの結婚式で成約してほしい!」という思いがあるので、希望を聞いてくれるんです。
交渉例としては以下のような感じです。参考にしてもらえると嬉しいです。
- 引菓子は持ち込みしたい
- 司会者やカメラマンは持ち込みしたい
- ブーケや両親贈呈用花束は持ち込みしたい
- 広い披露宴会場を使用したい(2つ以上あった場合)
- チャペル使用料の値引きをしてほしい
まとめ|予算オーバーしない見積書のもらい方
予算オーバーしない見積書のもらい方は「少なめに見積もらず、すべて盛り込んだ状態で作成してもらう」ことです。
さらに、交渉をすることで節約することも可能になります。大きなお金が動くので、ぜひご自身の希望をぶつけてほしいと思います。
緊張するかもしれませんが、予算オーバーせずにお得に結婚式を挙げるなら、交渉してみてくださいね!普段は難しい値引きも、結婚式だとすんなり受け入れてもらえますよ!
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