挙式というとどんなものをイメージしますか?
「教会で愛を誓う」「母親からベールダウンしてもらう」「父親とバージンロードを歩く」…そんなイメージが多いと思います。
上記のような挙式のスタイルは教会式(別名:キリスト教式)と呼ばれています。
人前式と迷っている人にも読んでほしい内容になっています。これからブライダルフェアに参加する人も挙式のスタイルは決めておく必要があるので、チェックしてくださいね!
<結婚式の挙式スタイル>教会式とは?
新婦はウェディングドレス、新郎はタキシードを着てバージンロードを歩く馴染みのある挙式スタイルです。結婚式をする約6割のカップルが、教会式を選択しています。
母親からのベールダウンと父親とバージンロードを歩くことが多く、結婚式の中で初めに両親に感謝する場面でもありますね。
オルガンやハープの生演奏、聖歌隊の歌声の中で挙式を行うため、ゲストも感動してしまう挙式スタイルです。
準備がなるべく少ないスタイルがいい
【教会式のメリット】対応している式場が多い!
結婚式をするカップルの半数以上が選ぶ挙式スタイルなので、ゲストにとっても馴染みのあるわかりやすい進行になります。「このあとどうするの?」と不安に思わせないのも、おもてなしには必要ですね。
また、準備が少ないのも嬉しいポイント。進行もお任せでいいですし、結婚証明書も用意してくれます。披露宴も併せて準備の多い結婚式ですから、余計な負担がないのは重要ですよ。
1番重要なのが、教会式に対応している式場数が多いということです。神前式や仏前式ですと限られてきますが、専門式場やホテルなら対応しています。
【教会式のデメリット】挙式料が高く自由度は低め
人前式はおふたりの自由に進行や演出を考えられますが、教会式は進行が決まっています。ほかの人とは違う演出をしたいという場合は、教会式よりも人前式がおすすめです。
挙式料についても平均費用が1番高いのが難点です。私がブライダルフェアに参加した式場では、人前式と教会式の差は5万円くらいありました。少しでも節約したい人はほかの挙式スタイルを検討してみるのもアリです。
教会式の流れ
馴染みのあるスタイルではありますが、教会式の流れがどのような感じなのかきちんと把握したことはないですよね。
基本的な流れをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
1.ゲスト入場
ゲスト全員が入場します。
2.新郎入場
まずは牧師に続いて新郎が入場します。
3.新婦入場
ベールダウンを終え、新婦が父親とバージンロードを歩きます。
4.讃美歌斉唱
全員で賛美歌を歌います。
5.聖書朗読と祈祷
牧師が聖書の中から結婚に対する教えを朗読し、神に祈りを捧げます。
6.誓約
牧師の問いかけに対し、新郎新婦が「誓います」と回答します。
7.指輪の交換
新郎、新婦の順に結婚指輪をお互いの左手薬指にはめます。
8.誓いのキス
ゲストが見守る中、誓いのキスを行ないます。
9.結婚宣言
新郎新婦が手を重ねた上から牧師が手を重ね、祈祷します。
10.結婚証明書に署名
結婚証明書に、新郎新婦が署名します。
11.結婚の成立宣言
牧師が、新郎新婦の結婚を宣言します。
12.新郎新婦退場
新郎新婦がゲストに祝福されながら退場します。
いろいろな工程があるので長いのかな?と思うかもしれませんが、所要時間は20分程度です。初めてゲストの前に立つので長く感じるかもしれませんが、あっという間に終わってしまいますよ。
教会式でおすすめの演出
流れが決まっているので多くの演出は入れられませんが、アフターセレモニーは取り入れておいたほうが盛り上がりますよ!
母親または親族からのベールダウン
ベールダウンはご自身もそうですが、見ているゲストも感動するシーンです。母親からが定番ですが、姉弟や祖父母にやってもらうのもアリです。
フラワーシャワー
定番のフラワーシャワーですが、写真映えもしますし、ゲストにも手軽に参加してもらえるのでぜひ取り入れてほしい演出です。
ブーケプルズ
ブーケにリボンをつなげてゲストに引っ張ってもらう演出です。リボンは複数用意しますが、ブーケにつながっているのは1本だけなので、ゲームのような感覚で参加できます。
地面に落ちる心配もないので、新郎新婦も安心してできますね。
1人に当たるのは微妙ということであれば、ミニブーケを複数用意して、1つのブーケに見えるように持っておくという手もあります。
ブロッコリートス
男性版のブーケトスとして人気のブロッコリートスもおすすめです。
女性のブーケトスの時間は男性にとって暇な時間になりがちですが、男性もブーケトスに参加できるなら、ゲストみんなが楽しめますよね。
教会式でおすすめのグッズ
持ち込みできるかどうかは式場に確認する必要がありますが、おすすめのグッズをご紹介します。
リングピロー
プリザーブドフラワーのリングピローなら、手作り感があるので一工夫している感じが出ますよ。
フラワーシャワー用の造花やスターシャワー
生花でもいいんですが、造花にするとかなり節約ができるんです。持込料がかかる場合もありますが、それでも断然お得です。
造花と混ぜておくとより可愛さが増しますよ。スターシャワーを入れたいから造花にしたんだな~と思わせることもできるかも?
教会式と人前式で迷う人はメリットを考える
教会式と人前式は似ているので迷う人も多いと思います。実際に、私たちも迷いました。どちらにしたらいいかわからないのであれば、それぞれのメリットを考えましょう。
ゲストにも馴染みがある、準備が少なくて済む、親族のみならず多くのゲストを招待できる、対応している式場が多い
宗教や形式にとらわれない、場所や演出は自由に決めることができる、挙式費用が安い
仕事が忙しい人や他の準備で忙しくなりそうなのであれば、教会式のほうがお任せできる分気楽に考えられますよ。
私たちは準備の少なさで教会式を選びましたが、オリジナルの演出で進めたいのであれば人前式のほうがおすすめです。